誰かの何気ない一言に、強く反応してしまうことはありませんか?
腹が立ったり、悲しくなったり、なぜかモヤモヤしたり。
同じ言葉を聞いても気にならない人もいれば、心が大きく揺れる人もいます。
ということは、問題は「言葉そのもの」ではないのかもしれません。
私たちはつい、
「あの人の言い方が悪い」
「どうしてそんなことを言うの?」
と、相手や出来事に意識を向けがちです。
もちろん、相手の言動に問題がある場合もあります。
でも、自分の反応を少しだけ観察してみると、そこに別の気づきが隠れていることがあります。
なぜその言葉に反応したのだろう?
何がそんなに引っかかったのだろう?
そうやって自分に問いかけてみると、
「本当は不安だった」
「認めてほしかった」
「傷つきたくなかった」
「怖かった」
そんな気持ちが見えてくることがあります。
反応は悪いものではありません。
むしろ、自分の内側を知るためのサインです。
だから、反応した自分を責める必要はありません。
大切なのは、
「私は今、反応しているんだな」
と気づくこと。
そして、
「そう感じていたんだね」
「本当は怖かったんだね」
「不安だったんだね」
と、自分の気持ちを認めてあげることです。
認めるというのは、正当化することでも、無理に変えようとすることでもありません。
ただ、そこにある気持ちを否定せずに受け取ること。
不思議なことに、認めたくない気持ちほど、見ないようにすると強く残り続けます。
でも、
「私はそう感じていたんだ」
と認めることができたとき、心は少しずつ軽くなっていきます。
反応しない人になることが目的ではありません。
反応した自分に気づき、その気持ちを認めてあげること。
その積み重ねが、自分を知ることにつながっていくのだと思います。
もし次に心がざわつく言葉に出会ったら、
「なぜ反応したんだろう?」
そう問いかけてみてください。
その反応の奥には、まだ気づいていない自分の本音が隠れているのかもしれません。
自分を見ることについては、こちらの記事でもお話ししています。



